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ゲーム専門で音楽を製作するパンサウンドというサイトと、無料音楽素材を扱うPANICPUMPKINというサイトの管理人のブログです。
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「音楽製作パンサウンド(http://pansound.com/)」と「音楽素材PANICPUMPKIN(http://pansound.com/panicpumpkin/)」管理人のブログです。サイト更新情報などを気ままに書いてます( ・ω・ )
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NHK総合テレビ月~金午後1:05より生放送の「スタジオパークからこんにちわ」。
09年12月8日のゲストは、ジブリアニメから映画・CMまで手がける大作曲家、
数々の名曲を生み出した久石譲さんです!
10月27日山寺宏一さんの回以来2度目の観覧です。


スタジオパークの案内は以下のひとつめのリンクを、
前回のレポートはふたつめのリンクをご参照ください。
http://www.nhk.or.jp/park/index.html
http://panicpumpkin.blog.shinobi.jp/Entry/242/

さて、今回は2度目の観覧ということで、
出掛けの準備の時点ですっかり気が緩んでおりました。
場所も知ってるし、抽選の手順も知ってるし、
まあなんとかなるだろ、といった感じで。

しかし、それが甘かった。
渋谷駅に到着したのが11時40分!
スタジオパークは駅から徒歩12分のところにあるので、
時間的にちょっとギリギリです。
混み様によっては、抽選参加締め切りの12時より前に、
観覧希望者募集を終えてしまうかもしれない…!
正直焦りました。ひたすらダッシュ!
冬なのにうっすら汗までかいてようやっと到着。

抽選の列に到着するとけっこうな人だかり。
待機スペースがもうちょっとで溢れそうな混み具合でした。
これは抽選になるなと予想。

案の定定員をオーバーしており、
スタジオで生観覧できる人を抽選で選ぶことになりました。
で、ここで思い違いをしていたのですが、
抽選が宝くじ式じゃなくて福引式だったんですね。
”並んだ順”にあたりはずれの札を引いていくというものだったのです。
これには本当に「しまった~~っっっ!」と思いました。

なにしろ当たりが出きってしまったら終了なのです。
定員は32名で並んでる人数が40数名。
僕は後ろから数えて4番目にいました。
これはかなり分が悪いです。
正直スタジオ観覧を諦める覚悟をしました。
(まあガラス越しですが生で見れるんですけどね)

が、おやおや。

僕まで順番がまわってきてしまいました。

ゴソゴソ…

当 た り ま し た !

後ろに並んでたおばちゃんも当たったので
一緒に盛り上がってしまいました(笑)

そんなわけで席ゲットです。
集合時間までスタジオパーク内の各施設を見て時間つぶし。
12時40分になりスタジオ前に集合。
番号札をスタッフに見せてスタジオに入場し、
同じ番号の椅子に座るよう指示されます。
僕の番号は11番でした。
ざっくりと位置関係を説明しますと、

→→→→

↑○○○○○○
↑●○○○○○○○○○
↑○○○○○○○○○○

黒丸のところに座りました。
え? 矢印はなにかって?

それを話すにはまず「スタジオパークからこんにちわ」の
番組冒頭の構成をご説明しなければなりません。
まず建物正面ロビーで司会アナウンサーの挨拶から始まります。
そしてゲストを招きいれ、簡単な紹介を終えたあと、
施設に遊びに来ていたお客さんの花道を通り抜けながら
スタジオセットに入るという流れになっています。
上図の矢印はゲストとアナウンサーの通り道なのです。

お分かりですね?

そう! 僕のすぐ隣を久石さんが歩くのです!

こ れ は ま た と な い チ ャ ン ス だ !

13:05になり番組が開始。
司会の武内アナと稲塚アナが登場。
いつもの軽妙で明るいお喋りで場を盛り上げます。

そして満を持して久石さんが登場!
黒の皮ジャン! かっこいい!
直近の名曲ポニョのテーマと共に簡単な紹介があり、
いよいよスタジオへの移動です。

花道の途中で手を差し伸べる方と
にこやかに握手をする久石さん。
わざわざスタジオへの道を外れて、
遠くの方から見ていた方へも手を取りにいく優しさ。
元気な子供たちとも率先してがっちりと握手。

そして…スタジオ入り口そばにいた…
老齢の客層から浮きすぎている
アラサーのおっさんが差し出した手に…
…久石さんの手が…!

(グッ!)

俺…この手…二度と洗わないんだ…っ!

久石さんの手はでっかくてあったかくて、巨匠の手でした。
この手からあの名曲たちが弾かれたのだと思うと不思議な気持ちです。
勇気を出して握手を求めて本当によかった。
この瞬間だけでも来た甲斐がありました。
久石さん本当にありがとうございました!
この思い出一生大切にします!

さあトーク開始。
お話のなかでも特に興味深かったエピソードは、
ポニョの主題歌の誕生秘話でした。
宮崎駿氏とのポニョの企画打ち合わせの段階で、
なんと映像も見ずにその場で曲をひらめき、
企画書のすみにこっそりと五線譜を弾いて
その場でキーとなる8小節を作ってしまったというのです!

その後も色々と別バージョンにチャレンジしてみたそうですが、
やはりファーストインスピレーションにはかなわず、
結果、今日愛されているあのポニョの歌が世に出たのだそうです。

また朝の日課というのがこれまた特徴的。
起床したらすぐに電熱式の湯沸かし器でお湯を作ります。
この機械がドイツ製の古いものらしく、
沸くまで4~5分かかってしまうそうです。
その間に何をするか。
ピアノを弾くそうです。
お湯が沸いたらコーヒーを入れて一服し、
朝の準備を始めるという毎日を送ってらっしゃるそうです。

演奏会当日の朝などピアノを弾く機会がある前はどうしているのか。
そんなときは水を多めにいれて時間を調節しているそうです。
これぐらいなら8分かな? というジェスチャーを交えた再現が
なんとも言えない魅力がただよってました。

久石さん曰く、寝起きの半覚醒の状態では、
ベストコンディションの6割ほどの力しか出せず、
それは演奏会本番での緊張感による差し引きで出す力と
ほぼ変わらないそうです。
なんか語弊がありそうですが、ともかくそういった
実力を出し切れない場数をたくさん踏むことで、
演奏力の底上げをしているんじゃないかと感じました。
日々鍛錬なんですね。

そのほかにも、
紅白歌合戦のテーマ曲「歌の力」についてのエピソード、
学生時代に愛したミニマルミュージックとはなにか、
朝から晩まで音楽漬けの仕事の日々について、
多忙ゆえの噂「久石1~3号説」、
もう一度生きたいタヒチの海、
などなど、興味深いお話満載の1時間でした。

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