ファミコンミュージックユニット「YMCK」が配布している
擬似ファミコンプラグイン「Magical 8bit Plug」を使い始めました。
今までVSTiをどう処理していいのかわからず手をつけていなかったのですが、
「REAPER」というフリーウェアを使うことで解決しました。
作曲には不向きですが、音楽の結合や各音色の個別指定などができるので
最後の編曲作業用におすすめです。
さて「Magical 8bit Plug」を使っていて、
ファミコン風らしさは決して音色や音数の少なさだけで
決まるものではないなと痛感しました。
まずノイズドラム。
”ボッ”、”カッ”という独特の8ビートを鳴らすだけでも
かなりファミコンっぽさが際立ちます。
次に高速アルペジオ。
和音の少なさを音符の高速移動でカバーする手法なのですが、
これがかなりファミコンっぽさを左右します。
ニュアンスをつけすぎないことも重要です。
あまりに凝った処理をするとレトロ感が失われ
せっかくの努力も無駄に終わってしまいます。
特にベース音を担当することが多い三角波は、ファミコンにおいて
音を出すか出さないかの二通りしか命令できないことになっています。
中くらいの音を出せないので、
たとえばフェードアウトなどができないということですね。
この辺を意識するとそれっぽく聞こえやすくなると思います。
というわけでそのあたりを意識したMP3化作業をただいま進行中。
飽き性なので気長にやります^^;