「ぱにっくぱんぷきん(
http://panicpumpkin.omiki.com/)」というサイトにて趣味でファミコン風のMIDIを作って公開してます。ファミコン風ということで、「square lead」や「saw lead」という電子音そのものの音色を使って雰囲気を再現してるのですが、この音色に対してなにやら大変なことが起こってるそうです。
なんとこの音色が、WindowsVista環境の標準音源MSGSでは正常に再生されないというのです。ピッチが絶望的におかしく、正しい音階で鳴らないそうなんですよ。サイトで公開しているファイルすべてでこの音色を使ってるので非常に困りました。
そこでvista環境の方のための対応策としてMP3でも公開することを決めました。ただせっかくMP3で公開するのなら、いっそのことファミコン”風”ではなく、本物のファミコン音源を使って録音してみたいなと思い、色々と調べてみました。
まず試してみたのが「YMCK」というファミコンバンドが無料配布している「Magical 8bit Plug(
http://www.ymck.net/download/index.html)」というプラグインを使う方法。音源そのものを変えるので、使い慣れたツールをそのまま使えるメリットがあるのですが、こちらのパソコンの環境がよろしくないため動作が非常に重い! 外付けの音源やシーケンサーを使う方には、無料配布なのでとてもおすすめなのですが…残念。
続いてMMLというテキストデータで曲を作り、それをファミコンの音楽ファイル形式であるNSFに変換するという手法はどうかなと思い、MML入門編を読みました。が、覚えることが多すぎて面倒くさいので保留に。こういうプログラム的なものじゃなくて、もっとこう直感的に作れるものはないかな…
と、探していたらありました。「FamiTracker(
http://famitracker.shoodot.net/)」というオリジナル作曲ツールです。これ単体でファミコン音源そのままの曲を再現することができます。「音楽できない子のファミコン音源(
http://pico2.at.webry.info/)」にて、導入部の解説および日本語化パッチの配布をしているので参考にしてください。
現在FamiTracker配布元のサンプルデータを研究中です。音色の作り方、使い方など勉強になります。あの味気ない音をここまでいじれるのか…すごいな。
ところで検索しているうち疑問に思ったのですが、MCKWikiというファミコン曲作成の大手サイトはもうなくなってしまったんですかね? 参照したかったな。
PR